新潟市の東洋はり治療センター様リニューアル

2019年4月1日 制作事例 [XML]

新潟県新潟市の東洋はり治療センター様のホームページをスマホ対応のレスポンシブデザインでリニューアルをさせて頂きました。

リニューアル前のホームページも弊社で新規作成させていただいておりましたが、2018年9月に2店舗目となる鍼灸院を新潟市中央区のNEXT21内にオープンされるといことで既存のホームページ内容の一部を変更したいというお話を頂き、現行サイトは2009年にパソコン向けに作成したものでしたので、現在のネット閲覧環境を考慮すると、スマホなどモバイル環境にも対応したページが必要になっているというご説明をさせて頂き、現状にお金を掛けて変更するより、これを機にサイト全体をスマホ対応サイトにリニューアルをした方が今後のことを考えるとベストではないかというご提案をさせて頂き、ホームページのリニューアルとなりました。

制作概要

デザイン案は2案提案させて頂き、その1つ、2店舗それぞれの情報がトップページからすぐにわかるように縦2分割のデザインを採用することとなりました。

それぞれの店舗の院長先生の画像もトップから掲載することで始めて治療を受けたいと思っているお客様への不安感を少しでも和らげるようにしています。
また、リニューアルの際は、旧サイトのメニューやページ内容の見直しを図り、まとめられるページは出来るだけまとめて内容を整理し、追加で情報をお客様で行えるようにサイトをCMSで1本化しました。

利用_SOYCMSについて

リニューアル前のサイトはWordPress（ワードプレス）によるブログをつけていました、リニューアルを機にSOYCMSにてサイトを構築いたしました。

WordPressの日本のシェアは世界的に見てもかなり高く大規模サイトを除けば多くの制作会社が今ホームページにCMSを使うというと、WordPressによる構築を薦めたりすることも多いのではないでしょうか。WordPress自体はオープンソースのため確かに他のCMSと比べれば比較的低コストで導入できます。

しかし、広く使わせているがゆえに、CMSを導入することで、サイトの改ざんや攻撃のリスクが年々強まる傾向にあります。

これは小さな地方の会社だからとか、個人商店だからそんな心配はないというものではありません。WordPressのコードや仕組みがハッキングの標的として狙われ攻撃されますので、実際には常にシステムの管理をする必要があるのです。

仮にサイトの改ざんをされてしまった場合、その復旧には最悪公開サイトをしばらく閉鎖したり、サーバー変更なども必要となる場合もあり、顧客やお客様からの信頼性の失墜につながります。

また、機能追加のプラグインも豊富にありますが、それがずっと安定して動き続けてくれるという保証はなく、WordPressのバージョンアップにより突如動かなくなることもありえます。
単純にメリットばかりを強調してリスク説明をしない制作会社も中にはありますが、このようなデメリットがあることも念頭に置いておく必要があります。

このサイトではCMS導入でこのことをきちんと説明して最終的にSOYCMSを採用しました。

SOYCMSもオープンソースのCMSの1つです。利用ユーザーは主に日本国内が中心です。絶対ユーザー数からいえばWordPressとは到底比較にならない数ですが、一定のユーザーもおり、開発者の１人、京都在住の齋藤様が継続して開発を進めてくださっており、最新バージョンはPHP8.1にも対応しています。

開発者が日本国内におられ、オープンソースであっても問題が発生したとき、迅速に対応できる体制を確保できるので、その点は安心です。開発者の一人、齋藤様のサイトにて運営や設定のマニュアルなど詳しい情報が公開されていますので、これから使ってみようと思われる方は、以下ダウンロードページより、無料でプログラムがダウンロードできます。

SOYCMSダウンロードページ

また絶対ユーザーが少ない分、WordPressのように狙い撃ちされることもあまりなく他のPHPで開発されたCMSプログラムと共通のコードなどが対象のことが多いため、セキュリティの管理やトラブル時の費用もWordPressより少額で済む可能性があります。

プログラム自体もWordPressに比べ軽いため、表示もスムーズに行えます。

複雑な機能が必要な大規模サイトでなければ十分にこのCMSは使えます。もちろん、ユーザーの更新が簡単に行える機能もありますので、メールやwordで文章が書けるという人なら簡単に更新が可能です。

このサイトは完成後、お客様に更新マニュアルを作成し、直接操作指導もしますとお伝えしてありましたが、その必要もなくスムーズにブラウザから更新が行えています。