02「自作」と「プロに依頼」の違いは？

最近ブラウザ上でご自身でページを作り込んでいく無料や安価なホームページサービスを利用する方法もよくみかけます。価格面では、「1から作り込む」形で制作会社に依頼する方法と比べると安価で魅力的です。

ただ、この方法は、一番重要な部分に問題を抱えることになります。それは、サイト目的を達成するために必要な設計や戦略、構成に関する内容が依頼する側、つまりご自身に委ねられているということです。ここが決定的に違う一番重要な部分です。

日頃、それぞれの業種でお仕事をされ、ホームページに関する知識や技術もあまりない方が1からプロと同じ完成度を目指すには、あまりに時間が足りなすぎます。仮にがんばって時間を作って取り組んでも、プロに依頼した同業他社のライバルと比較したとき、遜色ない出来栄えになるケースは極々稀です。

自分で作るサービスの中には、多数のレイアウト（テンプレート）からデザインを選べたりしますが、一見デザインが素敵に見えても、中身がユーザーの心に響かなければ意味がありません。

さらに本文もサイト構造やSEOを意識したHTMLで構成するという技術や知識が不足しているため、ただテキスト情報を入れていくだけに終始しがちです。

結果的に、完成はしたが見てほしいユーザーに響かず訴えかける力の不足したサイトとなってしまう、また、検索エンジンにも効果が薄いサイトが完成してしまうこととなります。

この点が、多くの制作経験と実績を積んだプロに依頼した場合とご自身が行う場合の差がでるところで、もちろん、その後の運用にも大きな差がでることは言うまでもありません。